船上での二酸化炭素回収と貯蔵、および海上でのネット・ゼロへの取り組みにおける役割
※株式会社ハンファ発信の海外プレスリリースより参考情報としてお知らせ配信しています。

ハンファオーシャンの液化CO2運搬船

こうした課題に取り組み、技術革新を促進するために、ハンファオーシャンは、OCCS技術が高い信頼性を得て、将来に向けた解決策となるよう確実に前進しています。
ハンファオーシャンは2022年、ギリシャの海運会社GasLogと提携し、OCCS技術の開発を積極的に開始しました。ハンファオーシャンはGasLog社から4隻の液化天然ガス(LNG)運搬船を譲り受け、これらの船舶にOCCS技術技術を搭載する予定です。なお、2024年までにこのプロセスを完了し、船舶を返還することを目指しています。
ハンファオーシャンのOCCS技術は、他のOCCS技術に比較して小型でエネルギー消費量も少なく、コンパクトでエネルギー効率に優れ、船舶への搭載・利用に最適です。CO2排出を鉱物の形で安全に捕集・貯蔵する自然な方法として、アンモニア水を利用する可能性を探っており、将来的には陸上で処理したり、海に廃棄したりできるようにする予定です。ハンファオーシャンは、OCCS技術の「基本設計承認」(Approval in Principle:AiP)を取得し、技術設計の実行可能性と規制への準拠を確認しました。AiPは、今後この技術が業界内で地位を確立するための大きな一歩となります。
カーボンフリーの未来を実現するため、ハンファオーシャンは持続可能性を促進し、OCCS技術の潜在能力を最大限に活用するための先進技術の開発にも注力しています。
ハンファオーシャンは、アンモニア、メタノール、水素をベースとした環境に優しい推進システムで動くグリーン船舶の開発に取り組んでいます。排気ガスから水素とCO2を燃焼前に分離する「燃焼前OCCS法」を利用することで、得られた水素混合物を船上の循環燃料として使用することができます。さらに、回収した炭素は固体のカーボンナノチューブに変換することができますが、このカーボンナノチューブは、金属よりも強度が高く、さまざまな構造物や乗り物を構築するのに使用できる建築材料になります。


